改造・ルーサーとの出会い・戦い・眠り

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改造・ルーサーとの出会い・戦い・眠り [2023/08/21] – 書き起こし中 メンバー改造・ルーサーとの出会い・戦い・眠り [2023/09/20] (現在) メンバー
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 ==== 戦い ==== ==== 戦い ====
 +数日後・・・
  
 +通信:蛇人「社長!軍人用保存食が大量発注されました!生産追いつきません!」
  
 +※【蛇人】パンテオンが惑星ごと購入した先住民、食品会社の職員として雇用し、何不自由なく暮らしている
 +※【食品会社】パンテオンが立ち上げた会社、社名は〔ラビットアイ〕、蛇人達が命名した
  
 +パンテオン「では、装置α2と装置β1、それと装置δ4を起動してください」
 +
 +通信:蛇人「えっ!?いいんですか?」
 +
 +パンテオン「はい、無限に食料を生み出すので、通常時に使うと食品の値段が下がるので使わなかっただけですから」
 +
 +通信:蛇人「分かりました社長、後ですね、嫌な予感がするので、宇宙船の起動をしても・・・」
 +
 +パンテオン「争いの予感ですか?なら起動しても構いません、20機全て飛べる状態にし、何かあったら、直ちに宇宙船に退避してください」
 +
 +通信:蛇人「ありがとうございます社長!ではまた後で!」通信が切れる
 +
 +パンテオン「私も何か準備しなくては」自身の調整に入ろうと自室を出ようとする
 +
 +ルーサー「大変だパンテオン!、上の連中がコピーシオンを暴走させたぞ!」
 +
 +パンテオン「コピーシオン?確か上層の人達が数ヶ月前に作った物ですね」
 +
 +ルーサー「そうだ、あれほど僕が忠告したのに、未熟な複製体をこき使うから暴走するんだ」
 +ルーサー「今までも、ロクな実験をせずに作っては捨て作っては捨て、まったく知性のカケラも感じないね」相当キレてる様子
 +
 +パンテオン「ルーサー、私は急いで戦闘用の装備を作ってきます、ではまた」
 +
 +ルーサー「追加で何か分かったら連絡するよ」
 +
 +パンテオンは自室を出て兵器製造部に向かった
 +
 +パンテオン「お邪魔します」兵器製造部の扉を開け入る
 +
 +スタッフ一同「ラビットアイの社長ー⁉︎」驚き職員達は変な声を出してしまう
 +
 +スタッフ「どうされたんですか、こんなところに来て」
 +
 +パンテオン「武器やロボット兵の大量発注など、来ていませんか?」
 +
 +スタッフ「はい、大量に発注されてますが・・・どうしてそれを?」
 +
 +パンテオン「私のところも、軍人用保存食の大量発注が来ていたので」
 +
 +スタッフ「えっ!?そちらもですか!?」
 +
 +パンテオン「設備の一部を借りてもいいですか?」
 +
 +スタッフ「どうぞどうぞ、宇宙船と武器を沢山買ってもらったお得意様ですから、それと美味しい物をたまに送ってくださってありがとうございます」一同頭を下げる
 +
 +パンテオン「ではこちらを借ります」
 +
 +スタッフ「はい!」
 +
 +廃棄された武器や装置を集め分解と組み立てを始める
 +
 +スタッフA「嘘だろ⁉︎そこからそんな物が作れるなんて・・・」
 +スタッフB「勉強になりますね・・・」
 +
 +程なくしてパンテオンの装備は完成した
 +
 +パンテオン「では、私はこれで帰ります」
 +
 +スタッフ一同「勉強になりました‼︎ありがとうございました‼︎」一同頭を下げる
 +
 +パンテオンは兵器製造部を後にした
 +
 +通信:蛇人「なんかすごく巨大な気持ち悪いのが現れました!?映像送ります!」
 +
 +それは惑星と同等サイズのナニカだった
 +
 +パンテオン「総員退避」
 +
 +通信:蛇人「もう惑星とナニカから離れました」
 +
 +パンテオン「急いで私も向かいます」向かおうとすると
 +
 +ルーサー「待てパンテオン、あれはシオンの複製体、フォトンがある限り再生し続ける」
 +
 +パンテオン「だからと言って、戦わない選択肢はありません」
 +
 +ルーサー「分かった、何を言っても向かうつもりなんだな、パンテオン!これを持っていけ、よいしょっと!」大きなトランクをパンテオンに投げつけた
 +
 +パンテオン「ルーサー、これは?」トランクを開けると中には大剣が入っていた
 +
 +ルーサー「試作で作った、名前はプレートソードだ」
 +
 +パンテオン「・・・」
 +
 +ルーサー「何か不満でもあるのか?なんだ、言ってみた前」
 +
 +パンテオン「正直言って、もっと他に名前なかったのですか?あまりにもそのまま過ぎます」
 +
 +ルーサー「他に何かあるのか⁉︎」
 +
 +パンテオン「そうですね、コードエッジはどうでしょう?」
 +
 +ルーサー「纏う刃・・・くっ!採用」
 +
 +パンテオン「では、行ってきます」
 +
 +ルーサーは軽く手を振った
 +==== 眠り ====
 +
 +そこにはボロボロになったパンテオンの姿があった、装備のほとんどは破損や欠損をしている、パンテオンは一時的だが、どうにか深遠なる闇を倒したが、時期に復活するだろう
 + 彼はルーサーやハリエットがいるマザーシップへと帰還した
 +
 +パンテオン「これは・・・」廊下には新しい血痕があり、どうやら自室に続いているようだ
 +パンテオン「誰ですか・・・」自室のドアを開け部屋の中を確認すると、血を流し壁に寄りかかる人物がいた
 +パンテオン「ルーサー⁉︎」駆け寄ろうとするが片足が破損しその場に転ぶ
 + 這いずりルーサーへと近づく
 +
 +ルーサー「遅かったじゃないか・・・ハリエットは連れて行かれてしまったよ・・・」傷口を押さえながら険しい顔になる
 +
 +パンテオン「一体・・・なぜ・・・」ルーサー同様、壁に寄りかかる
 +
 +ルーサー「ハリエットは元々シオンの器を作る過程で生まれた存在だ・・・上の連中に目を助けられ、連れて行かれてしまった・・・クソ!うッ」痛みで思わず苦痛の声が
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 +パンテオン「ですが・・・ハリエットを器に使うには、」
 +
 +ルーサー「それでもアイツらはハリエットを使うだろう、器としてか、エサとしてか・・・」
 +
 +パンテオン「ハリエットを救出しッ」
 +
 +ルーサー「場所が分からない以上!救出は不可能だ」ルーサーは悔しそうな顔をする
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 +15時間後
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 +パンテオンのナノマシーンにより、ルーサーと共に体の再生をしているとアナウンスが流れた
 +
 +アナウンス『コピーシオン、通称・深遠なる闇の完全な封印に成功しました、シップ内は喜びの歓喜に包まれております♪』
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 +パンテオンもルーサーもやりきれない気持ちになった
 +
 +数ヶ月後
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 +ルーサー「よし!これで深遠なる闇に対抗できる、さすが僕だ」
 +ルーサー「パンテオン、起きろ」
 +
 +パンテオン「もう終わりましたか?ルーサー」パンテオンは起動し起き上がる
 +
 +ルーサー「深遠なる闇は倒せない、なら考え方を変えよう」
 +ルーサー「深遠なる闇はフォトンの塊であり、フォトンがある限り再生する」
 +ルーサー「つまりだ、深遠なる闇を取り込みエネルギーとして消費し続ければ、悪さはできないだろう」
 +
 +パンテオン「ありがとうございます、ルーサー、必ず深遠なる闇を押さえ込みます、この私の新たなコアで」
 +
 +ルーサー「とはいえ、深遠なる闇の封印が解けるのは、おそらく500年から700年後、気が遠くなる様な遥か未来、確実に僕は寿命でシんでいるだろうね」
 +ルーサー「流石に僕のシに顔は見たくないだろう?だから君に長期睡眠プログラムを搭載した、ナノマシーンのおかげで君は再生し続けるだろうし、破損する可能性は低いだろう」
 +
 +パンテオン「ハリエットを取り戻した後は、」
 +
 +ルーサー「そこは僕が君宛に記録を残そうと思う、全知の存在であるシオンに、ハリエットの救済方法を聞く、僕が分からないことは、彼女なら知ってるはずだ」
 +ルーサー「何故か、会いに行っても姿を見せてくれないけどね」
 +
 +パンテオン「ルーサー、何か嫌われる様なことでもしたのですか?」
 +
 +ルーサー「そんなはずは・・・ない・・・と思う、心当たりが全くないからね」
 +
 +数日後
 +
 +パンテオン「亜空間の生成も安定してきました、準備はこれでいいですか?」
 +
 +ルーサー「僕が知っている亜空間とは、違う気もするが・・・」
 +ルーサー「とにかくだ、おやすみパンテオン、未来を頼んだ」
 +
 +パンテオン「了解、長期睡眠プログラム起動、お休みなさい」パンテオンは長き眠りについた