凄イ轟音ト悲鳴デ目ガ覚メタ…?イヤ…コレハマタ悪夢カ……

アク夢カラ覚メナイ…早ク覚メナイト…

………何故基地内部に霧が…?
そうか、これはまた悪夢なのか…また狩り続けなければ…

そう言って新型の武器に手を伸ばした…

「実に手によく馴染む…これなら狩り尽くして悪夢から覚める筈だ…」

儂はいつの日か考えるのを止めた…
基地内部は霧と謎の結晶…いつも見ている夢と同じシチュエーションだ…隊員を襲う変異体を殺す…

隊員を襲う変異体の足を掴み…引きずり回し…切り刻み…めった打ちにし…やられた事をそっくりそのまま返す…

数時間?数日?数週間?…

変異体を無心で、殺し…殺し…殺シ…
…潰シテ…潰シテ…潰シテ…潰シテ…切リ刻ミ…………

いつの間にか、儂は変異体を笑いながら殺していた…

憎き変異体が…こんなに呆気ないモノなんだな…ハハハハハ……何故笑いが込み上げてくる?…そうか、これは悪夢だカラ…笑ッテルンダナ…早ク殲滅シテ…覚メナイト………