9歳の時

母と海外へ旅行に行った際、謎の爆発に巻き込まれジュリウスを庇った母親は死亡、片親で親戚も不明のため、一人取り残されてしまう
 施設に入り、時が過ぎたある日の事、ジュリウスを引き取るという女性が現れた、名はラケル、一眼見て気に入った様でジュリウスはラケルに引き取られた
 クラウディウス家が創設した、魔術師を狩る組織ウィザードイーターに所属させられ、11年間ウィザードイーターとして働いていた
 
 

20歳の時

自身の実の母親について調べると、自身が魔術師の家系という事を知る、それと同時に母親が亡くなった日その場所で、ラケルが魔術師狩りをしていた事を知った
 さらに詳しく調べると、討伐書が出てきた、内容は
『魔術師 ユキネ・ロマネコンティ 討伐』
『討伐者 ラケル・クラウディウス』
『創設者の子孫であるラケル様が、自らが手を下した、初めての魔術師討伐である』
 怒りを押さえながら、ラケルを問い詰めると、ラケルはほくそ笑み言った
 ラケル「ああ、気づいてしまったのね、私のジュリウス、私が初めて殺した魔術師の子、何も知らずに魔術師を殺す可哀想な子」
 ほくそ笑みが狂気の笑顔に変わっていく、ジュリウスは聞く
ジュリウス「何故だ!何故、私を引き取り育てた!」怒りを込めて荒々しく言ったが、ラケルは狂気の笑顔のまま返す
ラケル『あなたが真実を知った時の顔が見たかったから、ああ可哀想な私のジュリウス、魔術師を殺す、あなたの姿はとても美しかったわ』とうとうジュリウスは怒りに身を任せ、具現武装をラケルの腹に突き刺した、ラケルは途切れ途切れの声で
ラケル『ああ・・・美しいわ・・・私の・・・ジュリウス』
 ラケルは亡くなり、ジュリウスはウィザードイーターに追われる事となる

 

27歳の時

エーテルの様なモノで姿を偽っている人?らしき存在を見かけた、興味本位で跡をつける、コンテナが並ぶ海沿いまで跡をつけてしまった、ん?何かの取引をしている様だ、コンテナを買っている?いや、コンテナの中の物か?
 人?らしき存在が取引相手と一緒にどこかに行ってしまった、コンテナの中身が気になり中に入ってみると、大量の果物がそこにはあった
ジュリウス「リンゴ、バナナ、グレープフルーツ、見たことのない果物まで、一体どうしてこんなに果物が・・・?」コンテナの奥まで行き頭を傾げる、その時だった、コンテナの扉は閉まり、そこから意識がない