第3幕:過去との決戦

愛色ウタウ ……っ、バイタルに変化。
ステラ 、、、何かヤバかね?
アカネ ・・・記憶や罪悪感につぶされるとかやめてくださいよ、割とマジに
oguma み、ミドリさん…?どうかしましたか…?
ミドリ ……研究所…… マラカイト……そうだ、僕は…… 私は…… ああ、ああああああああああああああっ!
愛色ウタウ アカネ、もう少し距離をとれ!!ヤバそうだっ!!
ステラ わ!
ゼルダ あら…?
リース ミドリさんっ、落ち着いてっ
魔藤 文香 え!?ミドリさん・・・落ち着いてっ【ミドリさんに近付く】
アカネ 一応撃当てれる覚悟はあえいますが・・・!#ウタウに従いつつ
愛色ウタウ ミドリッ!!落ち着け…っ!!
ステラ ミドリン落ち着かんね!
しばらくうめき声をあげていたが、やがて糸が切れたかのようにガクッとうなだれ―
 
―無言でツインマシンガンを発射した。
 
ゼルダ っととと?
oguma ひゃっ…!
ステラ ヤバか!!
リース うわっ
ゼルダ やあねぇ…#マルメロガード
愛色ウタウ うぉ、やっぱりかっ!!#何のガードすらせずに受けつつ、真っ直ぐ見据えて…
アカネ 暴走っ・・・! #頬を弾丸がかすめる
椿 …残念ながら、ご本人の方でした?
魔藤 文香 びぎゃー!【ツインマシンガン当たる】
倉上 廉治郎 うわっ #避けるも弾の一つが僅かに頬を掠り血が出る
ゼルダ …瞳孔開いちゃってる?
oguma #慌てて後方に下がる
椿 【麻酔弾を生成して弾込めながら銃弾を避け
リース ちょ、ミドリさん
魔藤 文香 ミドリさん、落ち着・・・あかんかも、押さえ付けるよっ
ミドリ? ……ミドリ? 誰のことだ? それより、私の秘密を知ったようだな…… ならば……消すのみ

彼が狙うは、捕獲隊の面々。よく見ると、目の色が緑から黒に変わっている。
ミドリ―否、コードネーム「マラカイト」との戦闘が幕を開けた。

ステラ #距離をとる
愛色ウタウ 総員、相手はツインマシンガンを携帯する人物だ!!高速で動きつつ弾幕戦をする可能性が高い…!!
アカネ 情報が流れ込んででやばそうですね、エーテルである程度弄れますけど・・・!
ゼルダ あらあら…毒がある宝石っていうのは…噂じゃなかったのね
リース これ・・・どうしたら良いのさ#後方へ移動
愛色ウタウ どの距離でも撃ち込んでくるし、至近距離での弾丸は威力が高い…油断するなよっ!!
ステラ ツインマシンガンね♪
アカネ ウチ非戦闘員なので、一発でも当たったら大怪我なんすけど・・・
ゼルダ 難しいわね…#マルメロパリィ
椿 残念ですわ。てっきり本人のクローンなどであって、被害者であってほしかったのですが。…いえ、本人も
魔藤 文香 もう・・・!私が押し倒すから!【ミドリさんのお腹に向かってタックル】
椿 被害者なのでしょうけれども。【ライフルを構え
リース 大怪我で済むならすごいね、私なら多分一発貰ったら死んじゃうよ
愛色ウタウ 出来れば沈静化…だが加減すると此方がやられるか…
魔藤 文香 説得の前にまずは動き止めるっ【レスリングのノリで文香はミドリにタックルを仕掛ける】
ゼルダ 気を付けてー
oguma ど、どうしたら…と、とりあえず支援をっ…#シフデバ展開
アカネ ・・・皆さんの友達ですよね? 深層意識にエーテル流し込んで疑似ハッキングとかできますよ
ステラ 先に手を出したのはミドリンやからね!恨まんでよ!
ゼルダ お父様っ 速めのボケしてると怪我しちゃうわよ?
椿 ふむ。そのハッキングは、直接触れる必要があります?または間接でもいけますか?
アカネ 奥に追いやられた意識を引っ張って戻ってくるかは優しそーなミドリ次第ですが
愛色ウタウ くっ…あの変わり様となると、一種の催眠か何かが掛けられてるかもしれんがっ!!#肩の傷をフォトン被膜で保護し
ステラ #ライフルを取りだし、ミドリさんの足を狙い乱射する
リース 催眠ね、じゃあ起こしてあげればいいんだ#腰のガンスラッシュを抜き、構える
アカネ ・・・端末を肌に取り付ける必要があります<直接
愛色ウタウ #そして、突進する文香を援護するように左の逃げ道を銃剣の射撃で塞ぐ!!
アカネ その端末からエーテル流し込んで深層意識に皆で語り掛けて引き戻す・・・みたいな感じです
椿 なるほど、直接ですか。ではやはり一度、取り押さえる必要がありますわね
愛色ウタウ 特定の情報を得てから、あの変わり様は違和感がある…
椿 【タックルしにいく様子をみて、麻酔弾を予想立てて撃ち
リース 目を覚まして、ミドリさん#ガンスラッシュからぴゅーと水が出る
アカネ うちは下請けですどうするかは任せます、やるのだったら彼の髪の毛に取り付けてください#端末を取り出す
倉上 廉治郎 とりあえず武器を取り上げようか #長杖を取り出し、ミドリの銃に向けてギ・ザンを放つ
愛色ウタウ ……ってまだ水鉄砲トライしてるっ!?#
ステラ o0(リスっちそれ水鉄砲?! 
椿 ミドリさんの顔にかかれば正気に戻ったりしませんかね
リース 目を覚ませば良いんなら、これで充分でしょ#意外と真面目な様子で
愛色ウタウ ハハハハハ、あったらいいが…まぁ起きたらかけてやれ。;

それぞれがそれぞれのやり方で、マラカイトを止めようと動き出す。
だが信じられないことに、マラカイトは全ての攻撃をかわした。タックルも、水鉄砲も、射撃も、ギ・ザンも、全て。
相手は普段のミドリ以上の戦闘技能を持っているようだ。

ゼルダ あらあら…
愛色ウタウ ――うぉ、アレを全部避けきった!?
魔藤 文香 びゃー!【後ろにすっとんでいく】
ゼルダ 文香ちゃん…勢いが…
倉上 廉治郎 何だいその動き、気持ち悪っ
椿 っ、流石ですわね
ステラ ち、速か
リース フニフニ避けるね…
ゼルダ 大きいのに柔軟性あるわね
倉上 廉治郎 蛇みたいだねぇ
アカネ #取り合えず分析する
愛色ウタウ っはは、あんな動きをされると困るなぁ…

マラカイト ……傭兵だというのに、舐められたものだな……
そうつぶやくと、マラカイトはノータイムでジェットブーツに切り替え、一直線にスパーに接近し、攻撃しようとする。
その行動は、仮にも小児科医である普段のミドリであれば、絶対にやらないであろうものだった。

椿 あら。舐めて良いのであれば一部の方は喜ぶかもしれませんわね?
愛色ウタウ 地球の傭兵は…!!
ゼルダ わっ スパー君っ?
アカネ 行動パターンは未知数ですが、訓練慣れした人間ならもしかしたら・・・
愛色ウタウ スパー、そっち来るぞっ!!
リース スパーちゃん、大丈夫?
スパー・レミントン 弱者を狙うとは、きたないのだ
倉上 廉治郎 っと、文香さんも大丈夫かい? #忍び歩きで向かう
愛色ウタウ #射撃後、間を開けてスパーを狙うマラカイトの頭部目掛けて狙いを定め…
魔藤 文香 だ、大丈夫!【顔から地面に突っ伏したようで顔が泥だらけ】
oguma す、スパーさん…っ
ステラ スパー君!危なか!
リース #スパーちゃんの前に立ち、攻撃(水鉄砲)
倉上 廉治郎 顔泥だらけだよ
魔藤 文香 だ、大丈夫!ありがと!もっかい行ってくるっ
魔藤 文香 【後ろからさっき以上のスピードで背中に向かってタックル】
ゼルダ ふ、文香ちゃん?タックルはっ ダメよ?ここから先…崖だから
魔藤 文香 大丈夫っいざとなったら飛ぶっ!
愛色ウタウ こんの、バカ野郎っ!!#打ち上げるように銃剣…いや、拳銃による…地球の傭兵なら読めない筈の『飛ぶ打撃』を放つ!!
アカネ 動きの速さ的に弾丸も躱されますね狙うとこも見てるっぽいです、範囲とかで・・・捉えるのも・・
倉上 廉治郎 遠距離というか、軽い攻撃だと全部躱されそうだなぁ #忍び歩きで定位置に戻る
椿 まずは距離を取らせた方がよさそうですわ、ねっ 【間を取らせるようスパーさん、ミドリさんへ徐々に偏差撃ちし
ゼルダ ええいっ!もう!#ノーチャージマルメロ爆弾をミドリさんの目くらましに使う
アカネ 捉えれないならカウンター、もアリかと
ステラ 煙幕食らえ♪ #煙玉をミドリさんに投てき
oguma #戦闘の展開に追いつけず行動できない
愛色ウタウ oO(地球の傭兵なら…こう言う突拍子のない飛ぶ打撃なぞ読めない筈…!!)

椿の狙いは上手くいき、マラカイトはスパーから距離をとった。そしてマルメロ爆弾と煙幕も成功。その隙にウタウと文香とリースの攻撃がマラカイトにヒットした。
攻撃を受けて少しよろめいたマラカイトだが、大して効いてはいない様子であった。だがしかし、先ほどと違ってほとんど攻撃を避けない、否、避けれない様に見える様子に、何人かは違和感を覚えた。

スパー・レミントン たいしたことないのだ おとといきやがれなのだ
ゼルダ さすがレミイさんの子ね…
リース ちょ、スパーちゃん挑発しないで
椿 ふう。一先ず距離をあけて貰えてよかったですわ。…煽らないでほしいですわ?【苦笑しながらリロード
愛色ウタウ oO(テクニックを撃ちたいが、出力調整は…よし、終わった。風属性10%…)
ステラ o0(秀じいもやけど地球人ってなんで超人が多かと?
魔藤 文香 とらえた!【がしっと掴んで】
ゼルダ 文香ちゃん!足っ 気を付けて
リース 当たった!これで目を覚まして…くれないか
愛色ウタウ ……っはは、けどそこまで効いてないか…
倉上 廉治郎 椿さん、突然ですまないが、君、フォトンを操れるなら応用で動きを制限する力場みたいなの作れない?
ゼルダ 普通のお水じゃダメ見たいねぇ
アカネ ・・・鈍い?もしかして深層意識が・・・?
アカネ #情報を走らせる
倉上 廉治郎 誘導して罠にかけて相手の動きを制限したいと考えているのだけど
アカネ エーテルで情報読みました! ミドリさんが抵抗してるみたいっす!
ゼルダ あら…電池切れ…?
椿 んん。できはしますが、力場となると少々。…ブーストが必要になりますわね。…あら?
愛色ウタウ ……ミドリが…!!
倉上 廉治郎 ブースト、後押しが必要ということか 何が必要?っと、何かあったみたいだね
アカネ もしかしたら、行けるかも#端末を握りしめる
魔藤 文香 このまま押し倒して動きを止めるよっ【そのままミドリを地面に押し倒そうとする】
ステラ 今チャンス?
リース ミドリさんもがんばってるんなら・・・こっちも頑張んないとね#更に水鉄砲
椿 まぁ、ちょっと戦線復帰に時間がかかる位ですし。後を任せてよいのであれば。
マラカイト ……ミドリ?誰だそいつは、他にも仲間がいるのか?
愛色ウタウ なら、ちょっと文香を補佐するか…!!#出力を抑えてバランスを崩すことに特化したギ・ザンをマラカイトの足元へ
スパー・レミントン “好機なのだ #足元を行動制限狙いで氷攻撃
ゼルダ あら?貴方の名前じゃないの…?
oguma わ、私も何かしないと…でも、どうしたら…
ステラ #麻酔弾込める
マラカイト ……それとも、私のことか?偽名がバレてるなら……なおさら処分するに限る
ゼルダ ンゲ
アカネ わーお地雷ストライク・・・これウチ狙われそー・・・
椿 あらあら。うっかりですわねぇ【武器を霧散させてフォトンチャージ
ゼルダ まあ…でも自分で言っちゃうアタリ…あんまり冷静じゃないのかしら…
リース 貴方だけど・・・貴方じゃないよ…ミドリさんはッ!
倉上 廉治郎 ううむ…戦線離脱の危険があるのか 一応今いい具合だし、あのまま動きが止められられなかったら…
アカネ 精神面で争ってる以上、負荷は掛かって鈍くなりますしね
倉上 廉治郎 という訳で、急に提案してごめんね 状況次第ということで
ステラ バーン!#ミドリさんに麻酔弾を撃ち込む
愛色ウタウ ミドリは僕の大親友だっ!!#立っているのが困難な程の風圧をマラカイトの足元へ局所的に打ち放つ!!
椿 いえいえ。あのまま抑えて頂けれは御の字ではありますが…
倉上 廉治郎 準備でも戦線離脱の危険はあるかい?
椿 まぁフォトン残量の問題ですので、遠距離フォローできない位ですわね

ステラの麻酔弾は流石に読まれていたのか、ひらりと避けられた。しかしそれでも文香から離れることはできず、一気に押し倒される。リースの水鉄砲のせいか、注意が散漫になっていたようだ。
前後して、スパーとウタウの攻撃も命中。起き上がろうとするマラカイトの足止めに一役買った。

ゼルダ 頑張れっ 文香ちゃんっ
ステラ あぁ25000メセタが、、、
ゼルダ …水鉄砲…効いてるっ
リース ナイス、文香さん
アカネ 予想外なのが聞いてますねぇ
愛色ウタウ ナイスだ…そのまま抑えとけ文香…!!
椿 まぁ、中身が何なのかはパッと見ではわからないから・・でしょうか?>水
リース ゼルダさん、蠅だって目の前飛んでたら気が散るでしょ
ゼルダ さすがねっ リースさんっ
魔藤 文香 こんのおおおおお【揉み合って地面に伏せさせる】
ゼルダ そのまま足一本いってらっしゃい!
愛色ウタウ 立てなきゃ機動力も活かせないだろう…!!

あおむけに倒れたミドリだったが、無理やり手だけを振り払い、零距離で文香に銃を撃とうとする―!

ゼルダ !?
愛色ウタウ ――マズイッ…!!
魔藤 文香 っ!【銃口に自分の角を向けようとして】

―そのとき、マラカイトの動きが止まった。銃は向けたまま、しかしトリガーは引かない。そして……

ミドリ 『……ふざ……けるなよ……マラカイト、だっけ……?』
アカネ !意識が・・・
マラカイト っ!何だ今のは……私がしゃべったのか!?
ゼルダ あら ダブルだわ…
ミドリ 『……そうだよ…… 僕はミドリ……ここでの君の名だ』
ミドリ 『……捕獲隊の……みんなを狙ったのが……仇になったね……』
ミドリ 『……みんなの様子を見て……目が……覚めそうだ……っ!』
マラカイト ……うるさい、黙れ黙れ黙れえええええっ!
愛色ウタウ ……知ってるかマラカイトとやら。
ステラ 今ばい! #ミドリさんの銃を撃つ
ゼルダ …完全に別人格なのかしらね
愛色ウタウ 何人の人を犠牲にした傭兵よりも、何人もの人を救ってきた凄まじいガッツを持った医者の事を。
アカネ 二重人格ですね、自分の中にもう一人別の人格があるっぽいですね
魔藤 文香 このまま押さえ付けてるからミドリさんの武器を取り上げるか・・・意識奪うかお願いっ
愛色ウタウ ソイツはずっと、自分が何者か知りたくって仕方なくて#次のテクニックの準備をしながら、タリスを横へ飛ばして…
椿 /mn15 ええ、では抑えるのを援護しますわね
リース ミドリさんが起きれそうだ・・・もう少しだね#水鉄砲を撃とうとするが水が切れたようだ(静観)
アカネ ・・・ウチなら今戦ってるミドリさんの援護できますよ
ゼルダ 武器の解除ね…
アカネ 勿論皆にも手伝っていただきますが
ゼルダ ここを…#ブーツを脱がすよう手をかける
椿 【ミドリさんを中心に重力場を生成、味方には影響なし(Pso2の地面へ向けたギゾンデ的なっ
愛色ウタウ ……今、自分を貫き通そうと頑張ってる、人格者なんだよ…
魔藤 文香 アカネさん、ミドリさんの援護お願いっ
アカネ おっけ! 任されよ―#マラカイトに接近し端末を頭に付ける
oguma 私も戦わないと…っ、…でも… #体が震えて動けない
愛色ウタウ ――ホント、そんな医者が地球に居るなんて面白いだろう、なぁ。#横に飛ばしたタリスから、風の弾丸を放ち…
スパー・レミントン よし逃げた時の為にワナを仕掛けるのだここに追い込むのだ(常識的に無理)
アカネ ウチの出番っすね・・・エーテルにおける情報解析、フォトンや他要素における意識との分別・・・・
愛色ウタウ ミドリ?#その風の弾丸は、マラカイトの持つツインマシンガンの右片方へと飛ばされた!!
椿 ううん、動きが速くなければ、投石機を顕現させて放り込むのですが… >罠に
倉上 廉治郎 んじゃ、俺も逃げた時の為に罠に追い込むための攻撃の準備をしておこうかな #懐から小刀っぽいのをいくつか出す
アカネ これがマラカイトでミドリさんのがこれで・・・エーテル粒子をマラカイト、ミドリに別で接続・・・
ゼルダ お、オグマちゃんは…無理しないで…あ、でも出来たらはがすの手伝って
アカネ よっしちょいといいですかね皆さん
oguma は…はい…っ#ゆっくり近づいてゼルダの手助け
愛色ウタウ なんだ、アカネ…
アカネ ウチ今からマラカイトの意識に色々攻撃仕掛けます、暴れると思うのでお願いします#PC画面見せながら
愛色ウタウ ……了解、出会って早々大活躍とは
アカネ エーテルからマラカイトの嫌なもの不快になる音や記憶、その他もろもろ全部流し込みます
愛色ウタウ はは、ラッピー捕獲隊の人望って凄いな…?
倉上 廉治郎 あと追い込むための犬も準備しておこう #懐から犬
アカネ 要するに負荷かけて帰っていただきます!!#PCに走る指が見えない
ゼルダ お、お父様?なにそのワンチャン
アカネ あ、ちなみにミドリさんには皆さんの声がデータとしてしっかり届きますよ
アカネ ウタウさんのも流しときました
椿 あら。犬ですか?【拘束用の力場を保持したまま
ゼルダ よしっ 取れた
ゼルダ 生足い
倉上 廉治郎 式神というものだよ >犬
愛色ウタウ ……って訳らしい、医者の腕力には僕は叶わないんで任せた…#そして、ミドリならツッコミを入れるだろうボケを…
oguma と、取れましたけど…これって効果は…
ゼルダ お父様はウェイカーってことね
ゼルダ と、とりあえず武器は危ないから…
アカネ 声かけよろしくでーす、ミドリさんを励ます会です
椿 うまく作用してますが、結構無茶してますので、持って1ターンという所ですわ…!
愛色ウタウ わーってる。後は…此方のパッションを見せろって訳だ
椿 なるほど、式神でしたのね。東洋の符術の一種…でしたっけ?

何故か靴を脱がそうとするゼルダ。オグマの協力もあり、無事に靴は脱げた。椿の重力波も功を奏し、動けなくなるマラカイト。
そしてアカネが装置を起動した。装置の影響か、マラカイトはもがき苦しむ。とんでもない暴れっぷりだ。そしてその暴れっぷりは椿の力場も凌駕した。
文香にゼルダ、アカネにオグマは一気に吹っ飛ばされ、装置も外れてしまった。

ゼルダ わっ
ゼルダ オグマちゃんっ
oguma きゃっ…!
椿 っ、流石に一人分では拘束しきれませんか…!
愛色ウタウ 読まれてるな…!!
魔藤 文香 びゃー!

そしてスパーが罠を仕掛けるのを見ていたのだろう、罠を回避するように再度スパーにジェットブーツで接近―!
―が、再びマラカイトの動きが止まった

ゼルダ なっ ブーツまだあったのね
アカネ うぇあ!? 難しいっすね!#後ろに飛びながらルナっぽい動きで着地(情報style
スパー・レミントン #あわててワナにひっかかる
ゼルダ スパーくうううん
魔藤 文香 【文香は吹っ飛んで崖下に落ちていく】
倉上 廉治郎 っと、椿さん!

ミドリ 『……不覚だよ、一度のみならず、二度もスパーに攻撃させようとするとは』
再びミドリの声がする。装置の影響か、先ほどよりも意識が明瞭なようだ。

ゼルダ 文香ちゃああああ
愛色ウタウ ってマズイ、スパー…!!
椿 スパーさん!?
リース スパーちゃん?!
oguma ふ、文香さん…!#慌てて崖の方へ駆け寄る
アカネ 気が狂うくらいの情報量流し込みましたからね・・・#フラフラと立つ
ミドリ 『……君だってそうだろ?研究所を抜けた理由は』
スパー・レミントン やっぱり研究所の子だったのだ・・
ゼルダ 文香ちゃん…気絶しちゃったのかしら
マラカイト ……研究所を抜けた?何を言っている?私はダストマンの……
倉上 廉治郎 少し違うが仕事だ行け #式神にスパーだけを奪取するよう命令する
ミドリ 『……そうか、抜ける前の僕だったか。だったら教えてあげるよ……』
ミドリ 『僕が研究所を抜けたのは…… 未来を、守りたいと思ったからだ!』
魔藤 文香 うう・・・大丈夫。【なぜか飛ぶのを忘れて崖を這い上がってくる】
ゼルダ あ、よかった 無事ね
oguma あ、ふ、文香さん…っ ぶ、無事でしたか…!?
ゼルダ 頑丈でよかった
スパー・レミントン ボクは・・ たまたま助けてくれる人がいたのだ
魔藤 文香 だ、大丈夫・・・私、身体だけは丈夫やってん・・・
愛色ウタウ ……文香、後で打撲とかしてないかを確認させるぞ…ミドリに
ステラ ふみふみファイトばい!
魔藤 文香 へ、平気やでっ【顔は泥だらけだけど大丈夫そう】
椿 文香さんも、無事で何より、ですわ。ゼーハー
ゼルダ 今日はよくお顔泥だらけにするわねぇ
ゼルダ はい タオル#タオル差し出し
oguma #服の汚れを払う手伝い
魔藤 文香 あ、ありがと・・・あ、ミドリさんは!?
魔藤 文香 【タオルで顔を拭う】
ゼルダ …戦ってるみたい
oguma ミドリさんは…向こうで戦ってます
愛色ウタウ ……戦ってるけど、僕はミドリなら絶対勝てるって確信してる。

ゼルダやオグマ、ウタウが言う通り、ミドリは戦っていた。
「ダストマンの任務は…… 表向きは世界平和のためって話だったよね…… だけどそんな上手い話は無かった。実際は、一部の権力者の私腹を肥やすために、無関係の人の未来を潰し続けた!」
その言葉とともに、彼の右足が動いた。
「だから僕は抜けたんだ…… 未来を奪うんじゃなく、守るために。そして特に大量に消えていった目の前の小さな命、その命を、未来を守るために、僕はERの小児科医になった!」
その言葉とともに、彼の左足が動いた。
「そしていろんな仲間ができた!元の世界でも、今この世界でも!その仲間も大切にしたいと思った!」
その言葉とともに、彼の両腕が動いた。そして……
 
「……小さく、けど大切な未来に……そして大切な僕の仲間に、手を出すなあああああああああっ!」
 
そしてマラカイト、否、ミドリは、自らスパーの仕掛けた罠に向かう。
罠が炸裂する直前、ミドリはつぶやいた。
 
「……後は、頼んだよ」
 
そして、スパーの仕掛けた罠が起動し、スタン兵器が炸裂。ミドリの動きが完全に止まった。

スパー・レミントン まかせるのだ
魔藤 文香 あ、スパー君!
倉上 廉治郎 椿さん、大丈夫かい? えっと、フォトンが集まりやすくなりそうな結界なら張れるけど
椿 廉治郎さん、そのまま追撃も、お願いしますわっ 【犬の軌跡を目で追い
愛色ウタウ ……最後は、仲間が手を貸してくれるからだ。行くぞ!!
椿 いえ、わたくしは大丈夫です、ので。お気遣い感謝、ですわ
愛色ウタウ #タリスを自分の前に設置しながら急接近して跳躍…
倉上 廉治郎 とりあえず圧し掛かれ #犬に命令するとミドリ達に向かう途中で小型犬からトラくらいの大きさになる
リース 了解、とりあえず押しかかるよ#抑え込み
アカネ 意識が潜っていった・・・けどマラカイトの意識も不安定だ・・・今ならやれるっすよ!
魔藤 文香 お、押しかかればいいん!?
リース #式神ではなく自分に言われたと思っている
愛色ウタウ ほら、朝だぞミドリッ!!#そして、真上から頭を冷やせと言わんばかりに冷気の衝撃波を放つ!!
倉上 廉治郎 !? #犬は抑え込みにかかったリースに驚いてそのまま崖下に
スパー・レミントン もう乱暴しなくていいのだ マカリンもミドリンも悪い子じゃないのだ
椿 おぉ、大きくもなれるの、ですねぇ…あ、あら?【がけ下に落ちてくのを見送り
リース !?!?!?#犬が落ちていくのを眺める
アカネ おかわいそうに・・・#落ちていくものを見ながら
倉上 廉治郎 クゥーン #宙に舞って落下しながら
魔藤 文香 悪い子じゃ・・・?あ、わんわん!【ワンワンを崖下に拾いに行く】
愛色ウタウ #出力は抑えているが、それでも寝起きにこんなのを叩き込まれでもしたら堪えるものは…あるだろう
椿 …廉治郎さん?【口元が引きつり笑い
倉上 廉治郎 ……… #申し訳なさそうな顔
oguma …あ、文香さん…わっ#足がもつれてその場にへたり込む
愛色ウタウ って…んっ?なんか起きたんか…?
愛色ウタウ #振り向きつつ、犬を見つめて…
倉上 廉治郎 …式神は俺と考え方とか繋がってたりするから驚いて避けた拍子に落ちちゃったみたい
愛色ウタウ お、おわんです…?
ゼルダ お、オグマちゃんも落ちないでね?#オグマさんの体を支えて
椿 ま、まぁそれなら、仕方ありません、わ…?【疲労で動けない様子
倉上 廉治郎 #文香がイッヌのところにいくとイッヌが横たわっている 怪我等はない
ゼルダ ションボリは飼い主にそっくりね
oguma …あ、すみません… …うぅ#不意に涙が出る
ゼルダ ウフフ♪大丈夫よお
倉上 廉治郎 #起き上がるとイタズラした犬のようにしょぼくれて崖肌に顔を向けているイッヌ

リースがマラカイトを抑え込んだすきに、ウタウの冷気の衝撃波が命中した。そしてそれと同時に―
 
ミドリが自らの脇腹をマシンガンで撃ち抜いた。
 
愛色ウタウ ……うぉ…
ゼルダ !?…血の匂い?
ミドリ ぐっ……!
スパー・レミントン あぁぁ・・
リース ウッ…

―その瞬間、マラカイトの意識が完全に消えた。ミドリは出血しているものの、応急手当で十分なレベルである。しかし意識を失ったのか、そのまま動かない。

魔藤 文香 わんわんも頑張ったてっ。はい【犬を倉上さんに引き渡す】
倉上 廉治郎 ああ、ありがとう #イッヌは倉上の手元に行くと灰のようになって一枚の紙に戻る
愛色ウタウ ったく、どんな遣り方だ…急所はずすラインとは言え…!!
oguma 私…何もできなかった…皆があんなに頑張ってるのに…何も…震えて…
スパー・レミントン できることをするのだ #全力レスタ
ゼルダ ん?私のお手伝いはしてくれたわよ?
愛色ウタウ スパー、レスタを継続して…この程度の傷なら問題ない…!!#接近、傷に埋まってる弾丸をノータイムで取り出し…
魔藤 文香 え?紙やったん?・・・あ、上に戻ろう!?
椿 そうですわ。皆さんで取った勝利、ですわ?
oguma そ、それは…でも自分から踏み出すことができなくて…
愛色ウタウ ……よし、弾丸摘出記録0.4秒更新…あとは#そのまま傷の縫合をして…
魔藤 文香 オグマさん!さっきはごめん!落ちなかった!?
愛色ウタウ ……応急処置はこれで大丈夫か。

縫合のさなか、ミドリが意識を取り戻す。

魔藤 文香 犬受け止めようとダッシュしちゃった・・・オグマさんごめ・・・あ、どこかケガした!?
魔藤 文香 あ!ミドリさんは!?
oguma …あ、文香さん…は、はい…大丈夫、です…
倉上 廉治郎 そうだね、この子のことありがとうね #今度は鳥型の式神を出して崖上に戻り、すぐに式神を解除する
ゼルダ フフフ♪#オグマさんの頭ナデナデ
愛色ウタウ あ、起きたら痛いぞ#縫合針チクッ
魔藤 文香 大丈夫!?
ミドリ ……はは、マラカイトのやつ、最後の最後でとんでもないことしてくれたね……でもさ、僕はここで死ぬわけにはいかないんだよ

最後の一撃……あれはマラカイトが自害を目論んで起こした行動だった。
だがそれを予期していたミドリは、事前にマシンガンの出力を最低レベルまで下げていた。そしてマラカイトの行動を止めるべく、あえてスパーの罠にかかったのだった。
結果的にあと一歩のところで発砲は避けられなかったが、それでも急所を避け、軽傷で済ますことには成功した。

アカネ 別にいいと思いますよ、今踏み出せなくても、いずれ何が何でも立ち上がらないと行けない時が来ますよ<オグマ
oguma #さっき同様撫でられはするが気は晴れない様子
リース ミドリさん、お疲れさまっ
スパー・レミントン おかえりなのだ
ミドリ ……ウタウ、スパー、ありがとう。……それからオグマも
ゼルダ ああん ショゲられちゃうと助かった私が困っちゃうわ
椿 ミドリさんも、お帰りなさいですわ?【戻ってきた様子に気付き
愛色ウタウ メソッドのスタッフが居るんだ、傷はなんとかなる…
アカネ よっし、マラカイトの意識が完全に沈んでミドリさん浮上しましたね、一件落着~?
愛色ウタウ 親友なんだし、お礼はいいさ…
魔藤 文香 ミドリさん・・・無事みたいやね・・・良かった
oguma oO(このままじゃ…私、あの子に会わせる顔がないや…どうしよう…
ミドリ オグマの声、全部聞こえてたよ…… それで思ったんだ
ゼルダ 大きなことが動くのには小さなことが動くのが絶対よ#ナデリナデリ
魔藤 文香 オグマさんの声・・・?
oguma …え?
ミドリ 震えながらも必死で何かしようとしてる仲間がいるってのに、僕はなにやってるんだろうって
ゼルダ あら ミドリさんにいいところ取られちゃいそう♪
oguma いいところ…です?
ゼルダ ウフフ♪ミドリさんがオグマちゃんを気にしてるわ
ミドリ そう思ったら、少しずつ体が動かせるようになったんだよ
ミドリ だからオグマも、僕の意識を取り戻すのに一役買ってくれてたってわけさ
oguma でも、私…結局なにもできてなかったのに…
ミドリ ……あれが無ければ、意識を取り戻すのが遅れてたかもしれない
ミドリ だから自信を持ちなよ、オグマ。勇気を振り絞って行動しようとする、それだけでも立派なことだよ
ミドリ ……と、なんかオグマだけ贔屓しているように聞こえるけど……もちろん、みんなにも感謝してる
ミドリ みんな、ありがとう。
oguma 勇気を出して行動…あの子もそう言ってた…
ゼルダ ほらほら ここにいたら落ちちゃうわ 行きましょ#オグマさんの腕をつかみ

その時だった。ミドリの瞳から涙がこぼれだしたのは。

oguma あ、わっ
ミドリ ……え、僕、何で、泣いて……
魔藤 文香 え、ミドリさん?大丈夫?どこか痛む?
椿 /mn15 ふふ。どういたしまして、ですわ。うれし涙でしょうか?
愛色ウタウ ……麻酔してしてないで縫合とか確かに痛いもんだが
ゼルダ まあ 一件落着…って風だけど
愛色ウタウ そういう涙じゃないだろ、それ?#微笑んで
ミドリ ……ううん、痛くない。痛くないのに、何で涙が……
ゼルダ どうかしらねえ
ゼルダ まあ オグマちゃん
ミドリ ……そうか。みんなを傷つけた……それが許せないんだ……
ゼルダ すべての事柄にちゃんとした答えなんてないのよ
ゼルダ できることは…ポジティブシンキング♪
愛色ウタウ ……
ミドリ みんなを傷つけたのに、ありがとうなんて言ってる自分が……許せないんだ……
ゼルダ はい さっきと同じチェリの飴ちゃん
ミドリ ……ごめんなさい……ごめんなさいいいいいいっ!

ミドリは涙を流して、その場にうずくまる。仲間を傷つけたことへの後悔、無力感。それらが一気に押し寄せてきたのだ。

魔藤 文香 そんなん・・気にせんでええよ
oguma ぽ、ポジティブ…#飴受け取り
愛色ウタウ んじゃ、此処の皆のトリアージとかの医療仕事、全部任せるかな?
魔藤 文香 ミドリさん無事やってんなら・・・私はええもん・・・泣かないで
ミドリ ……文香、ウタウ……?
スパー・レミントン 大丈夫なのだ
愛色ウタウ 医者が怪我人診ないでどうすんだ、それも自分が怪我させたってのに
ミドリ ……スパーも、こんな僕を、見捨てないのか?
ゼルダ んま ポジティブじゃなくても ネガティブに考える必要はないわ
oguma は、はい…
ゼルダ そうそう♪
魔藤 文香 ミドリさんは仲間で・・・私達の大事な友達やで
ゼルダ ミドリさん 大の男が泣かないのよお?
愛色ウタウ ……この場で怪我した人が全員、ミドリが怪我を診てくれるのを望んでる筈だぞ?
スパー・レミントン あたりまえなのだ、一度の失敗は次の成功で恩返しするのだ
アカネ ミドリさーん、一発二発事故で本気でぶん殴った程度で嫌われるとでも?
ミドリ みんな……こんな僕を……仲間だって言ってくれるのか……?
椿 ふむぅ。許せないのなら、自身が許せるように行動していけば良いのではないでしょうか?ええ。
魔藤 文香 あ、ごめんな・・・私らスマホの中身、だいぶ見てしまってん・・・おあいこにせん?
アカネ 皆の反応見る限りありがとうが正解に見えるっすよー
ゼルダ うるさいわねえ パンツ見せなさい
ゼルダ それはともかく
愛色ウタウ 何を今さら…
椿 今までも、それだけ信頼に値する事をしてきたのでしょう?>仲間
ゼルダ 問題の端末は…?
魔藤 文香 ケガしてんなら、それは勝手に見ちゃった罰ってことやで
ミドリ みんな……ありがとう……ありがとう……!
愛色ウタウ 仲間じゃないのに医者の僕が怪我を診ろとか、言うかい?
椿 端末は…まだ謎や物的証拠確保もありますし、保留でしょうかね…?
アカネ ふへー、熱い絆だー皆を思い出すなぁ#しみじみ
ゼルダ どこ転がって行ったのかしら…
愛色ウタウ ミドリが診てくれれば、僕は追加の仕事をしなくて済むし#通信機が鳴って…
椿 …大分あばれましたものねぇ…
愛色ウタウ はーい、こちらメソッド…ん?あぁ。問題ない。
アカネ なくしてもバッグアップありますからご安心~
魔藤 文香 そやね・・・あ、ネーダさんはちゃんとフォロー・・・したげてな
愛色ウタウ 仕事は完了だ、オーバー#ピッ
 
 
ミドリは過去の記憶を取り戻した。端末は戦った場所の近くで見つかり、今もミドリが大切に持っている。
彼は自分の過去を受け入れた。そして改めて、未来を守っていこうと決意した。今度は、大切な仲間とともに。
 
ところで、ミドリが別の世界にいたのは事実。では、どうやってこの世界に来たのか?
それはまた、別のお話。