ー戦闘部射撃場ー

フィーナ「っふぅ~。ジークさんの射撃凄いですね♪」
射撃用ゴーグルを外しながらフィーナはジークの射撃を称賛した。

ジーク「ふん、当たり前だ。射撃は任せろと言っただろ。」

フィーナ「はい♪頼りにしてます♪因みにですけど、ジークさんはアークスを目指した理由はなんです?」

ジーク「ん?特に理由はない。強いて言えば給料がいいからかな」

フィーナ「そうなんですね♪」

ジーク「あんたはどうなんだ?」

フィーナ「私ですか?私はですね、人の役に立ちたいからです♪」

ジーク「ふん、あんたらしいな」

フィーナ「それと、守るべき者がいるからです♪アークスに入って強くなってダーカーから守るんです♪」

ジーク「、、、でかい口叩くのは自由だがな、守るべき者全てを守ることは無理だぜ。現にあんたは近接の戦闘は強いが、射撃は俺に劣るし、法撃は初心者並みだ。そんなやつが全てを守れるか?」

フィーナ「確かに私は不得意なこともありますが、それを補うのが部隊やチームなのではないでしょうか?他人に頼ることになりますが、結果敵を討伐することが出来ればいいと私は思っています」

ジーク「部隊のやつらにそこまで信頼を寄せれるのか?」

フィーナ「はい♪私は信頼してます♪それに射撃も、法撃も間合いが必要です。その間合いを取るための時間稼ぎやおとり役には近接戦闘が得意な方がいないといけませんし♪」

ジーク「っ!ふん、あんたがどういう人間かは分かった。そこまで信頼してくれている部隊長は初めてだ。信頼に応えれるよう努力する。」

フィーナ「はい♪よろしくお願いします♪」

二人は固く握手した。