ー戦闘部訓練場ー
レイヴン「はぁはぁはぁ、くそっ!」
レイヴンはフィーナの前で膝を着いて息切れをしていた。
レイヴン「全っ然勝てねぇ!ドーピングしてんじゃねぇのか?」
フィーナ「ふふ、してませんよ♪レイヴン君は決め手の時に大振りになる癖があるので、そこ突かせてもらっただけです♪」
レイヴン「っちっくしょー!」
フィーナ「あのレイヴン君はアークスになった理由ってなんです?」
レイヴン「理由?うーん、強いやつと戦いたかったのが一つ。もう一つは、孤児院のガキ達のあこがれであるためかな!」
フィーナ「孤児院ですか?」
レイヴン「あぁ、俺は孤児院出身なんだけどよ、俺より下のガキ達が大勢居てな、院の維持費もバカにならないし、誰かが稼がないといけなかったんだ」
フィーナ「そこでレイヴン君がアークスに?」
レイヴン「あぁ!それにアークスってカッコいいだろ?」
フィーナ「分かります♪」
レイヴン「孤児院のガキ達の生きる希望になれるのなら俺はそれでいい、、、ってなんかくさいこと言ってしまったぜ」
フィーナ「いえいえ、素敵なことだと思いますよ♪」
レイヴン「あんたはなんか話しやすいな!とりあえずよろしくな!」
フィーナ「はい。」
二人は固く握手した。