第1章_悲シミト憎悪_まとめ

第1章 前編

霧の説明
エアリオ各地で謎の霧が出現
その霧を吸い込むと結晶化してしまい、致死率は90%…
死の霧だ

霧内部ではフォトンやエーテル、その他のブースト系攻撃が使用出来なくなってしまう…無理に使うと結晶化が進み、死に至る

霧が発生すると電波障害(通信障害)を引き起こす、霧内部や霧の外部にいる者の通信を遮断する。

変異体(後に屍人と呼ばれる…)
霧内部に潜む脅威の1つ、見た目はドールズのブジンと人間を足した見た目で、攻撃方法は結晶で出来た刀の斬撃

とてつもなく素早い攻撃を繰り出す為、目で追うのは至難の業だろう

エイジスの門徒
彼ら門徒はこの世を[浄化]すると言う目標を掲げ、殺戮を繰り返す、テロリスト集団…

あらすじ(1部要約してます。)

ある日、1時間前にエアリオ全域で謎の通信障害が発生、捕獲隊(その他)メンバーはいつも通り、噴水前で会話をしていた

するとノイズが酷く途切れ途切れだが、クロフォードから無線通信を受信、内容はこうだ
(ノイズ表現は無しにします)

「ハルフィリア湖で巨大な霧が出現…」
「物資運搬中のアークスのバイタルがロスト」
「救助に向かったセイバノイドとブルーダー一行とも連絡が取れない」
「彼らの救助に向かってくれ」
と…

救助に向かった捕獲隊(その他)メンバーは、霧の外で酷いものを目にする、
[半結晶化]した負傷者や体の1部が欠損した負傷者まで…

その場で負傷者の治療をしていたブルーダーに話を聞いた

セイバノイドと一緒に来たが彼の判断でブルーダーの隊は撤退、セイバノイド1人で霧の発生源破壊を目指し、霧の中に消える…

話を聞いた捕獲隊(その他)メンバーは霧内部に侵入する、内部は地獄そのものだった…
結晶化したアークス、四肢切断されたアークス、それと[変異体]の亡骸…

先に進むと”結晶化が進んだ”セイバノイドを発見するが…動けずに居た…
捕獲隊(その他)メンバーは彼を移動しようとするが、セイバノイドは「これ以上の犠牲は払えない」と判断し、強引にメンバーを遮蔽物に押し込み…
セイバノイドは自らのコアの1部と自分を犠牲に霧の発生源破壊に成功…
彼は生きては居るが損傷が酷く見れたものでは無い。

その後、シティから救助隊が到着…仲間の亡骸を回収しているアークス達は悲しみと憎しみに駆られていた…

第1章 後編

※1部要約してますが、それでも若干長いです。
HDA
HDAとは、[Halpha Defense Arks]の略であり、セイバノイドの弟子が立ち上げた公的機関
救助、防衛、ボランティアを目的にした部隊(自衛隊の様な物と思って貰って大丈夫です。)

霧の一件から数週間以上が経過していたある日
HDA本部との連絡が途絶、
セイバノイドとも連絡が取れず、上層部はセイバノイドの捜索命令をセイバと面識があるアークス全員に出した

そんな時、捕獲隊の通信機に見覚えのない周波数で無線が掛かってくる、公的周波数では無く個人周波数だ

無線を掛けた本人は
[HDAの副指揮官 ダイン]
と、そう名乗った

彼は…(要約)
「話がある、此方に御足労願う。」

彼が要請した輸送機に乗り、第2拠点に連れていかれる…

君達を出迎えたのは…酷くやつれている副指揮官…

そこで聞かされたのは…

HDA本部が霧の襲撃を受け、壊滅…
セイバノイドは自らを身代わりに仲間を逃がした…と言うこと…

襲撃を受けた日時は、セイバノイドとの連絡が途絶えた日時と一致する…

そこで[HDA副指揮官 ダイン]は捕獲隊にセイバノイドの生存確認及び結晶の解析結果の書類回収を依頼した…。

[HDA副指揮官 ダイン]は崩壊してしまった本部へ向かう為の輸送機を一機出し、捕獲隊(その他)メンバーを本部へ向かわせた…。

襲撃を受けた本部へ到着…

輸送機内は、後方のハッチが開いていないのにも関わらず…むせ返る程の濃い血の匂い…いや、死臭と…何かが焦げたような匂いに満ちていた…

後方のハッチが開くと…匂いが更に酷く、濃くなる…

輸送機から出ると、いつものヘリポート…では無く本部の崖下に着陸していた…
そこに居たのは、数人のHDA隊員、物資の確認をして、もう一機の輸送機に物資を積み込んでいた、すると隊員の1人が到着した君達を見て、手話で「幸運を祈ります」…と。

なんにせよ、歩かなくては何が起きたのか分からない…まず、捕獲隊(その他)メンバーは砂浜へ向かう…そこにあったのは巨大な”青い結晶”と数体の”変異体”の亡骸…
よく見ると、数体の亡骸の中には”HDAの制服”を着た変異体まで…一体どういう事なのか…

そして上を見上げると、崩れ落ちたヘリポートの土台…相当激しい戦闘だったのが見て分かる程だ…その土台には上への梯子が掛かっている…

梯子を登り終えると…

変わり果てたHDA本部が…
正面ゲートは辛うじて人が通れる隙間が開いており、捕獲隊(その他)メンバーは内部に侵入する

内部は殆ど崩壊しており、原型を保っているのが不思議な程だ…いつ崩れてもおかしくはない、
それと砂浜でも見た”青い結晶”が大量に発見される、結晶のせいか、フォトンやブースト系攻撃が出来なくなっている…恐らく、結晶がエネルギーを吸い取っている…しかし、目標を見つけなければならない。

まず、酷く崩壊している建物の中から比較的崩れていない建物を探す必要があった…何故ならば、そこがサーバールームだからだ…

少し歩くと、比較的崩れていない建物を発見する…恐らくはサーバールームだろう
建物内部に侵入、捜索すると何やらデスクに書類とUSBが置いてある…書類には、霧と結晶の解析結果と書かれている、書類は恐らくUSBと同じ内容だろう

すると、捕獲隊(その他)メンバーの端末に2つの反応が検出される…変異体だ…

すぐに反応が出た所へ向かうと、そこに居たのは…

セイバノイド…?しかし、彼から明らかに変異体反応が検出されている…それに何やら様子がおかしい…

彼は変異体の亡骸を切り刻んでいる…
切り刻まれた亡骸の中には砂浜で見た制服を着た変異体も含まれている…

すると、ゆっくりと彼は振り返る…彼は…彼からは、”赤い結晶”が生え、正気を失っている…

どうやら敵味方の区別がついておらず…あろう事か、仲間にまで刃を向けた…戦闘は避けられないようだ…

激戦の末…

彼は…書類にあった、結晶に乗っ取られていた…
しかし、彼の意識は少し残っている様で仲間に殴り掛かった時、自ら腕を弾き飛ばし攻撃が当たらないようにした…!

すると、急に捕獲隊(その他)メンバーの端末に複数体の変異体の反応を検出する…
何処からとも無く複数の人型の霧が出現…
セイバノイドは霧に気付いたのか、仲間達への攻撃を止め、霧へ攻撃をした…が、返り討ちに合いその場で血を吐き、倒れてしまう…

やがて霧は人へ姿を変える…変異体だ…
そして黒い霧も現れ、人へ姿を変える…

グレーのローブ、ダークファルスを意味するエンブレム…
するとローブの男は口を開く…

「素晴らしい適応力だ、今すぐ手駒にしてやろう」と…
セイバノイドを軽々持ち上げる…
彼らは”エイジスの門徒”と名乗った…

捕獲隊(その他)メンバーの1人は、逃すまいとセイバノイドと門徒の間に割り込むが、変異体の攻撃が素早く、為す術なく倒されてしまった

そして門徒は変異体達に指示を出した…

「殺しておけ」と、そう言うとセイバノイドを担ぎ、霧となり、消えてしまう…

残った変異体達に殺されてしまう、その瞬間1人の他と様子が違う変異体が他の変異体に指示を出した
「お前らは戻れ。」そう言うと次々と霧になり、消えていく…1人を残し…

残った変異体は他とは違い、自我を持つと言う…

変異体?は口を開く
「俺達は門徒に屍人(かばねびと)と呼ばれている」
「俺を含めた屍人は皆死んでいるからそう呼ぶ」
「その中でも自我を持つ屍人は半屍人(はんかばねびと)と呼ばれる」と…

半屍人は捕獲隊(その他)メンバーに取引を持ち掛ける…
「セイバノイドを助けるなら門徒の情報をやる、その代わり俺の目標達成の為に協力しろ」
と、要するにギブアンドテイク…だ

捕獲隊(その他)メンバーは否定する理由がなく、了承…取引成立だ…

しかし、何やら半屍人はセイバノイドを知っている様だ…それも随分と親しげだ…

半屍人は最初の情報をくれた
「クヴァリスに居る”殺し屋”を味方に付ければ門徒を倒せるようになるかも知れない」と、なんと”殺し屋”は誘拐された孤児だと言う…門徒の行う”実験”の被験者であり、人格は酷く歪んでいるそうだ…

すると徐々に半屍人は霧化していく…”活動限界”らしい

去り際に半屍人は言った…
「俺の生前の名前は”ダン・リテス”…」
「元リテム先遣隊メンバーだ…そんな俺からのアドバイスをくれてやる」
「セイバノイドの剣技には気をつけろ…」そう言うと霧となり消えてしまった

”ダン・リテス”…
この名は何十年も前の戦いでセイバノイドを庇い、戦死した、セイバノイドの幼馴染の名だ…

しばらくしてHDAの応援が到着…

本部の惨状を見た彼らは…”悲シミト憎悪”に駆られていた…

第1章終了…