かつて闇縫一族、久々利一族と並び暗殺御三家とされた一族。
と歴史上では定められているが、実際は天道一族を抑えるため
闇縫と久々利が手を組んでいたという説もある程、突出した一族だったとされる。
鬼に変化する能力を持ち、変化した際はたった一人で並大抵の村や町であれば全滅させられる程の強大な力を誇った。
その影響は今日にも存在し、
泣いている子に「泣くと天道が来るぞ」と言う風習や、
相手を貶す際に「鬼、悪魔、天道!」という言葉も残っている程である。
滅亡した時期や理由は定かではないが、少なくとも数百年前であることは確実なようである。
鬼に変化する能力を失わないように、またこの能力を持つ者を敵にしないように、
あまり一族の外から人間を入れることも出ることも良しとしなかったようで、滅んだ今では解明されない多くの謎が残っている一族である。
最盛期には天道一族とも互角に争ったとされる一族。
個々の能力の高さと血統に寄らない戦闘術の伝達による人数の多さで争っていたようである。
しかしその最盛期を迎えていた時期に不老不死となった孤影一族に滅ぼされた。
上述の通り、既に滅んでいるが柱谷一族の戦闘術については書物により散逸しながらも部分的に伝わっており、
他の一族にも積極的に取り入れられた。
現在では大半の戦術・戦略は柱谷一族を源流とするのではないか?という論文も出るなど後世に残した影響は多い。
その影響の大きさから本当に何の能力も保有していなかったのか疑問視されるなど謎も多い。
龍を従えたとされる一族。不老不死となった孤影一族に滅ぼされた。
龍自体は現在ではかつて存在したということは確定しているが、
人類が誕生する以前の地層からのみ化石が発掘されているため
この龍を従えた人間の話はフィクションであったという学者も多い。
反面、龍部一族と戦った一族の記録や、龍部一族と関連のない龍と戦った一族の伝聞
(例:深淵を結成した時の闇縫一族の筆頭であった残骸丸は黒い龍と戦い消息を絶った等)
もあるため、本当に存在したのではないかという研究もあり、未だ結論は出ていない。
魂を持つ魔剣を作ったとされる一族。不老不死となった孤影一族に滅ぼされた。
この一族が作る武器には命が込められ、人間と同様に意志を持ち、話すことが可能である。
なぜこの一族のみにこのような技術があったか不明であり、また戸重一族が滅び相当の年月が過ぎて
技術が進んでも未だに再現できていない。
ただし龍部一族と龍については存在を否定する研究も多いが、こちらは武具が世界に数十点ほど残っているため
存在を疑う者はいない。
最も有名な魔剣は残雪丸達の母星でも屈指の規模のゼタニア博物館に展示され、
毎日前を通る来館者に声を掛ける「シンドー(進藤)」というカタナである。
何もないところから雪を降らせたり、あるいは氷柱を作り戦ったとされる一族。
アークスで言うところのバータ系テクニックに似ている。
(余談だがこのような技法を「性質変化」と呼ぶことが多く、
かつて存在した幻の一族にこの手の能力が多く見られる)
正確には滅んではおらず、ある地方に雪見家の人間の末裔は生きているが、この能力は失われているようである。
いつ頃滅んだのかは不明。登場する文献は古いものばかりであるため、本当にこの能力があったのかすら疑問視されている。
念能力と呼ばれる、物体を浮かせたり飛ばしたりすることができたとされる一族。
ただし雪見一族同様、末裔はまだ生きており念能力のみ失われた、ようである。
いつ頃失われたか定かではないが、どの一族の文献でも最後は久々利一族と激しく争っていたところで終わっている。
悪しき神と契約し不老不死となったとされる一族で、現在は封印されている、とされている。
この一族を封印するために起きた大戦争が、この星で数える程しかない「すべての人が力を合わせた出来事」のひとつであった。
詳細は孤影一族・来襲へ
かすみ、光一、残雪丸、闇縫 瑠璃子のいる一族。
古来より暗殺を生業としてきた家系。
一族全員が(血の繋がったものなら)全員紫色の瞳であることが特徴。
その特徴より「紫目の闇縫」とも呼ばれる。
同業者である久々利一族、天道一族と共に暗殺者集団「深淵」を結成。
本家と分家があり、分家は
分一闇縫(わけいちやみぬい=便宜上、闇縫の第一分家を意味するので本人達の姓は闇縫そのまま)
分二闇縫(わけにやみぬい=便宜上、闇縫の第二分家を意味するので本人達の姓は闇縫そのまま)
分三闇縫(わけさんやみぬい=便宜上、闇縫の第三分家を意味するので本人達の姓は闇縫そのまま)
眞下(まっか)
烏丸(からすま)
がある。
※分二闇縫(わけにやみぬい)は一家全員14年前に死亡し、家が断絶状態。
かすみ、光一、残雪丸は本家の闇縫家出身である。
かつて天道一族、闇縫一族と並び暗殺御三家とされた一族。
天道、闇縫とは違い幻術や呪術によって呪い殺すことを得意としていた。
現在では暗殺業を廃業している。
本家は今もある久々利神社であり、跡取りは代々その神社の神主を務める。
なおこちらの経営は本家とすこし離れた分家が代々継いでおり、代を経る毎に本家とは疎遠になりつつあるのが悩み。
Soniaの出身である一族。
機鬼一族は高い知能と能力を持ちながら、身体の一部、または全体が欠損して産まれるため、
それを義手や義足で補うようにしている。そのため端から見れば機械の種族に見えることに由来する。
(状態も人により、中には臓器や脳はありながら外見は首と頭すらない玉のような姿で生まれるものもおり、
その場合は身体すべてを機械にし、肉体の神経を身体に繋げて生かしている)
性器などを保有しているものは人間と同様に子孫を残すことができるがそうでない場合は、
人工授精により子供を作ることさえある。
このような高等な技術がなぜ機鬼一族にのみ伝わっているのかは定かではなく、
また当の機鬼一族も分かっていない。
アークスのキャストに非常に似通った部分が多く、
(現にアークスで用意されているキャストのパーツを、機鬼一族はそのまま取り付け可能である)
過去にアークスとの接触があったのではないかという可能性もある、が真実は定かではない。
魔藤 文香の出身である一族。
この一族にしか扱えない召還術によって裏社会では有名な存在である。
これは生き物を生け贄に異界のものを使役する技術であり、これにより魔藤一族は数多くの一族と抗争をおこし続けた戦闘部族である。
現在は(かすみ達の惑星における)世界情勢が比較的安定したため、あまり戦闘行為に及んでいないが地域によっては傭兵部隊、テロリストの中に紛れ込んでいるものもいる。
一族単位としての争いでは、機鬼一族と最近まで争っており、100年程前にやっと停戦となった。
そのために両一族ともに高年齢の人間はよく思っておらず、何とも思わないと思い始めたのは最近の若者世代からである。
(それでも拒否反応を示すものはいるようだ)