救命救急センター(ER)について

セントラルシティのメディカルセンターに設置されている部門。
軽症者から重症者まであらゆる患者を受け入れており、特に生命にかかわる三次救急の患者はハルファ全土から一手に引き受けている。
当初は院内での治療のみだったが、アークスの資格を併せ持つミドリが着任して以降は、現場に直接赴いて初期治療を行うことが可能になった。
未開拓の島が発見されたのとほぼ同時期に、爆発によって施設が半壊。計画されていた移転計画を前倒しする形で、件の島に移転することとなった。
 
センター長は不在がちで有名だったが、実のところその正体はミドリ。「仲間とともに、喜びも辛さもすべて分かち合いたい」という思いがあり、現場に溶け込むため意図的に正体を隠していたが、ウタウが意識不明になった一件の際、ERや捕獲隊の仲間を危険にさらす行動をするにあたり、自らセンター長であることを明かし、その責任において行動をすることを宣言した。

ER職員一覧

特別救助分遣隊(SReD)について

エネミーの撃退と負傷者の救助を同時に遂行するための特別部隊。
ドールズの脅威が日に日に増していく中で、戦場の危険度が跳ね上がり、一般の救助隊が近づけない事案が頻発していた。そんな中、アークスと医師の資格の両方を併せ持つミドリは、ERに着任後から現場での直接対応を1人で自主的に担っていた。
しかし、1人での活動に限界を感じていたミドリは、司令部に一部隊として正式な組織とすることを打診。大きな懸案は人員の確保だったが、奇しくもルシエランがハルファに移住してきたことで懸案だった人員の確保に目途がついたことから、ERの移転と同時に正式にER直下の一部門として設立された。
部隊はエネミーとの戦闘を行う「特別対応部」と負傷者の救助を行う「救助部」の2つの部門に大きく分かれており、互いに連携しながら活動を行っている。また、各種装備を開発する「装備開発部」も設けられているが、こちらは実質的にてへぺろのワンオペ状態となっている。が本人はまったく気にしていない模様。

その真実
公に口外はされていないが、傷害や殺人、違法薬物摘発、大規模テロなどといった人命が関わる事案については、ハルファでの事件の捜査を行う警備局と同等かそれ以上の捜査権限を持っており、必要に応じて独自の権限で介入することが可能となっている。
また表向きはERの直下の部門であり、実際に救助に関してはERやメディカルの管轄下にある一方、エネミーの駆除や上記の捜査事案については司令部、それも実質的にはクロフォードの直下となっている。これは万が一警備局が機能不全に陥った際の代替として、また警備局の監察機能としての役目を担ってもらうために、クロフォードの一存によりねじ込まれたものであり、わざわざ部隊名の前に「特別」と付いている背景には、このことも影響している。
ミドリがノリノリで違法薬物の摘発に精を出すのはこの特権によるものである。

 
SReD隊員一覧