いざ華麗に_スマートコンテスト

「はい…はい…。ああ、そうね。…そう、分かったわ。報告ご苦労様、引き続きお願いね。 …はぁ、なんでこう…はぁ。もう、このまま後手に回っても仕方がない、意識の改革が喫緊の課題ね、よし!善は急げ、私が室長になったからには好きにやらせてもらうわ。」

アークスという組織において、あまり知られてはいないが組織を陰ながら支えている部署というものは数多く存在している。
アークスメディア対策室、この部署もまたそのうちの一つである。ひと月前、このメディア対策室、その室長に入れ替わりがあった。
アークスメディア対策室 室長 その座に新しく就任した彼女の名前は「イザベラ」 その彼女もまた前任の室長に引き続き、毎日寄せられてくるクレームに頭を痛めていた。

アークスメディア対策室の主な仕事はアークスという組織の印象の向上、この仕事が市民のアークスに対する悪感情を抑えていた。
しかし、数年前から徐々に服装やメイク、アクセサリーのつけ方等の規定が緩くなるとともにアークスの自由奔放な動きにも徐々に拍車がかかっていった。
近くにいたアークスが突然爆発した、ビームを放った、ギターから火を噴いた、熱々の肉まんに擬態したかと思えば突き飛ばされた…etc. メディア対策室に寄せられる苦情はハルファと関わり始めて急増している。

それはなぜか、長い時間をかけてアークスへの好印象を植え付けていったオラクルの市民に比べ、セントラルの市民からセントラル本部を経由して寄せられた苦情はオラクルの比ではなかったのだ。

新室長イザベラはこの悩みの種を解消すべく、アークスの人員に対するモラルの向上を促す活動を画策、抽選で決めた5つの部隊に対して試験的に「スマートコンテスト」なる催しの開催を決めた。

この試験に選ばれた部隊は5つ、そのうちの一つに「ラッピー捕獲隊」、かの部隊もまた選ばれることとなった。

アークスのモラル低下が問題視されています。→一人一人のモラル向上が大事ですね。→でもモラル向上を講義形式でやっても意欲的に取り組まないのでは?→では競わせることで意欲的に取り組んでもらいましょう。

上記の流れがスマートコンテスト開催までの経緯背景となります。

催しの流れとしてはイザベラがシチュエーションを提示、その際に回答者を一名、その他役割を振ったお手伝いを数名指名します。
その後、回答者とお手伝い、あとはイザベラ(モブ設定の別人)でロールをしていただき、その後、回答者以外で採点(0~100)して平均点をその回答者の得点とします。
採点基準はアークスとして好感度の高い行動であるかどうかです。

(例)
イザベラ「では、テーマは「危険行動発見時」、回答者はAさん、危険行動者としてBさん、Cさんもお手伝いお願いしていいかしら?」

イザベラ「はい、では開始!」

イザベラ(頭上表記 モブ)「Hell yeahhhhhhhh!! フゥー! テンション上がってきたぜぇーー!」#公道でギターから大きく火を噴く

A「すみません、公道で火を噴くのは他の通行人にお怪我の危険性があるので控えていただけますか?」

イザベラ(頭上表記 モブ)「チッ 分かったよ。 ハァー、しらけちまうぜ!(Bさん何かしらの危険行動をお願いします」

B「キャー☆遅刻遅刻ぅ☆」#パンをくわえながら全速ダッシュ

みたいな流れで行くと思います。例はだいぶ回答者がお堅めになってしまいましたが、本当に自由にやっていただければと思います。回答者以外がもっとゴネていってもOKです。
また、回答者の対応はスマートであろうがなかろうがなんでも大丈夫です。

ベースは参加したことがある人は演劇回のマイナーチェンジみたいな感じと思っていただければ結構です。