フィーナ「この辺りでいいかな」
フィーナは先日エドガーから指令された任務のメンバーと顔合わせのため、フランカ”sカフェにやって来ていた。
?「フィーナ。なんばしよっと?」
肩をとんとんと叩かれ、声の方へ向くと、白い長髪で緑色と青色の瞳が特徴のデューマンの女性が立っていた。
フィーナ「ステラ!久しぶり♪」
ステラ「久しぶりたいね♪」
ステラと呼ばれた女性は、フィーナとは戦闘部の同期で、射撃を得意としているデューマンである。
ステラ「誰かと待ち合わせ?」
フィーナ「うん、次の任務のメンバーと顔合わせ」
ステラ「よー働くね♪」
フィーナ「ステラもでしょ♪任務に行く前に食べるオムライスのデミグラスソース、頬っぺたに付いてるよ♪」
ステラ「え?本当ばい!」
急いで頬っぺたをハンカチで拭き取る。
フィーナ「私は偵察任務だけど、ステラは?」
ステラ「退屈な上役の警護ばい」
フィーナ「要人警護は重要だよ!」
ステラ「うーん、やけどさ(そうだけど)」
ステラ「お互い無理せんごと頑張ろうかね♪そろそろ時間やけん、うち行くたいね♪」
フィーナ「うん!そうだね♪バイバイ♪」
ステラ「バイバイ♪」
ステラはフィーナに手を振るとロビーの方に去っていった。
フィーナが席に座っていると、ニューマンの女性が近づいて来た。
?「フィーナさん?ですよね」
話し掛けて来たニューマンの女性は紅い長髪に緑色の瞳をしていた。
フィーナ「はい。あ、もしかしてロゼさん?」
ロゼ「はい!今回の任務でご一緒します。ロゼ=ヴァルザードです!よろしくお願いします!フィーナ隊長!」
ロゼはフィーナに対して敬礼した。
フィーナ「はい。よろしくお願いします♪あと、隊長はやめてもらえるとありがたいです/」
ロゼ「あ、はい。分かりました。フィーナさん♪」
ロゼ(照れてるの可愛い♪)
フィーナとロゼが会話していると二人組のヒューマンの男性が近づいて来た。
?「あんたがフィーナか?」
話し掛けて来たヒューマンの男性は茶色の短髪に紅い瞳をしていた。
フィーナ「はい♪あなたはジークさんですね♪そして隣がレイヴンさん♪」
ジーク「あぁ、ジーク=デトライトだ。レンジャーで射撃が得意だ。よろしく頼む」
ジークが話し終わると、隣にいた白い長髪で青い瞳をしたヒューマンの男性が話し始めた。
レイヴン「レイヴン=クルーガーだ♪ファイターだから近接戦闘は任せな!」
ロゼ「私はロゼ=ヴァルザードです♪テクターなので支援は任せてください♪」
フィーナ「はい♪私はフィーナ=クラウディア。今回の任務の隊長を命じられました♪皆さんよろしくお願いします♪」
レイヴン「そもそも黒の民と交渉できるのか?」
レイヴンはステーキを噛りつきながら質問した。
フィーナ「私もそこは疑問ですが、黒の王に直接会ってみようと思っています」
ジーク「、、、確かにその方が手っ取り早いな」
ロゼ「たどり着くまでが大変そうですね」
レイヴン「立ち向かってくる奴は蹴散らすけどな!」
フィーナ「今回は交渉する事が目的ですので、戦闘は控えてくださいね」
レイヴン「分ーってるよ」
フィーナ「他に質問はありますか?」
ジーク「ないな」
レイヴン「大丈夫だ」
ロゼ「特にありません」
フィーナ「でしたら、今日は解散です。あと食事代は私の奢りです♪ゆっくりして下さい♪」
ジーク「悪いな」
レイヴン「ありがとさん♪隊長♪」
ロゼ「ご馳走様でした♪私はフィーナさんと失礼します♪」
フィーナ「私と?」
ロゼ「はい♪この後時間ありますよね?買い物付き合ってください♪実はフィーナさんと買い物したかったんです♪部下と親睦を深めるのも上司の仕事ですよね♪」
フィーナ「え?まぁ、時間はありますけど、、、しょうがないですね♪少しだけですよ♪」
ロゼ「やったぁ♪早く行きましょう!」
フィーナはロゼに手を引かれ、ショップエリアに向かった。