キャラ設定:魔藤_文香

文書の過去の版を表示しています。



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【キャラクター名】魔藤 文香(まどう ふみか)
【性別】女
【年齢】16歳
【種族】ヒューマンと悪魔のハーフ(アークス登録上はデューマン扱い)
【主なクラス】ヒーロー
【性格】明るい・抜けてる・実はお喋り好き
【好きなコト】お喋りすること
【嫌いなコト】???
【家族構成】両親

魔藤(まどう)一族出身。

ラッピー捕獲隊に入隊した新人アークス。
初対面の人間とは口数は少なく警戒しているため、物静かな性格と思われがち。だが一度知り合いになると普通に喋る、むしろ本来はお喋り好きである。
しかし出自の関係上、小さい頃はいじめられて友達がほぼいなかった。
また進学した学校では秘密がバレないようにと必要以上に距離を取っていた為、結局友達ができずに孤独だった。


なお彼女の言葉が訛っているのは、オラクルで使用されてる翻訳機が超ド田舎出身の彼女の方言までカバーできていないので不正確な翻訳をしてしまうために起きている。(という設定)
同じ惑星出身の残雪丸やソニアはオラクルがカバーしている範囲内の、いわゆる「その惑星では比較的標準語とみなされる言語」を使っているため正しく翻訳されている。


基本的に小さい頃からいじめられていたり差別されていたため人間の悪意には理解を示す、というより諦めている節がある。
その為、誰かから悪意を向けられても基本的には怒らない。また知っている人同士が揉めるのも好まないので、自分が損をしても止めてしまう。


出自・秘密について

魔藤文香・立ち姿2.jpg
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実は魔藤 文香は、悪魔と人間のハーフである。

悪魔召喚を行える文香の母親が若い頃に修行として旅をしていた時、
盗賊に襲われ、やむなく食用の鳥を生け贄に召喚したところ、本来なら召喚できないレベルの高位の悪魔が召喚された。
以後、どんな生け贄でも必ずこの悪魔が召喚されるようになり、その内に相思相愛になり結婚、文香が生まれた。
※なお魔藤一族の悪魔召喚は生け贄にする生き物で召喚対象のレベルが変わる。
 理由は不明だが一番高いレベルの悪魔召喚には人間が生け贄になる必要があり、戦時中は捕獲した相手一族の人間を生け贄に使っていた。

文香のような経緯は魔藤一族でもほぼ例がない。「召喚された悪魔の子供」であったため、召喚する側かされる側かも一族の中で結論が出ず、結果として召喚術も教わることがなかった。
また本来は悪魔の子なのでヒューマンでもデューマンでもないのだが、事前に情報を得ていたソニアがアークスに来る際に「デューマン」として登録を行っている。


悪魔とのハーフということだけあり、気が抜けると角や羽根がすぐ出て来る。
また

  • 聖水に弱く、肌が赤くなったり、強いものだとじんましんに近い症状を起こす。
  • 聖水でなくとも清らかな水などはあまり好まない。日光も強い日差し等はあまり好きではない。
  • 銀も苦手。銀の食器は本人曰く「アルミホイル噛んでる気ぃしてまうんよ」とのこと。
  • 教会や神社等もあまり居心地が良くないらしく、特に十字架は見ると無意識のうちにイラっとする。
  • 「契約」という言葉にはものすごく責任感を感じてしまうので避けたがる。(どうしてもの時は全部読まないと気が済まない)

・・・などなど悪魔の血が流れてるので色々弱点があったりする。

ちなみに、本人も悪魔の力をあまり使った記憶がない。(というより出しすぎると自我を失う)
しかし親からは以下のように
「両目が変な目になると制御不能になるので、決してならないように」
と言いつけられている。
半分悪魔目な文香ちゃん.jpg


アークスになるまでは悪魔の血が流れていることに嫌悪感を持っていたが
アークスになってからはすこし前向きに、悪魔の力を活かそうと思えるようになりつつある。

悪魔としての自我について

自我については本人は「悪魔の力を解放すると失う」という認識でいるが、
正確には「悪魔の自我が作られていない」状態であるだけである。(これは文香本人も知らない)

既に何度か悪魔の力を解放している際にすこしずつ自我が形成されつつあり、
最終的には人間と悪魔の自我が統合されることになる、と思われるが先例がないためどうなるか不明である。
(中の人もどうするか決めてません!)


魔藤(まどう)一族について

かすみ達と同じ惑星出身で、魔藤一族自体はこの一族にしか扱えない召還術によって裏社会では有名な存在である。
これは生き物を生け贄に異界のものを使役する技術であり、これにより魔藤一族は数多くの一族と抗争をおこし続けた戦闘部族である。

現在は(かすみ達の惑星における)世界情勢が比較的安定したため、あまり戦闘行為に及んでいないが地域によっては傭兵部隊、テロリストの中に紛れ込んでいるものもいる。
不死身の孤影一族、鬼に変化する天道一族と争った歴史がある中で生き残っている数少ない一族であり、他の部族から今も警戒されている。

特に100年前まで戦争状態であったSoniaの機鬼一族とは今でもそれほど仲は良くない。
(双方の一族ともに、若い世代は気にしていない者が増えてきたが年配にはまだ敵だと思っている者が多い)

ちなみに当の文香は一族の里内で生まれ育ち、また悪魔とのハーフであるため召還術を教わっていない。
ごく普通の暮らしをしていた。